|  「まあ。こんなもんだよね!」
 by ヒロポン
 | 昨日のような失敗は繰り返すまいと急いでタクシーで北京北駅に。あっさりと電車に乗れ、4時間を駆け
 八達嶺駅に着いた。東京から成田空港くらいの 距離だったが。
   
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        | 「すげぇー人だかり」開口一番。 万里の長さより人の多さを気にした。
 入口で男坂と女坂とわかれていて
 有無を言わず人の少ない男坂へ。
 もっとも人が少ない代わりに、土産屋がうるさかったが。
 
 |  今日は休日じゃないよな?
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             「ハーゲンダッツ♪
                ハーゲンダッツ♪」
 下が見えない!
 | 「お前ら、普段運動してねぇから、疲れるんだよ!」 水泳の川戸先生から声が聞こえてきそうなほど へロヘロになりかけていた。
 男坂はやけに坂の角度が急で運動してない
 ぼくらにはこたえた。
 「藤田 はーやーく♪はーやーく♪」
 
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        | 男坂の終わりに着いたー。 もうこれ以上先はない。
 「まあーよく造ったよなー!」
 『すげぇーな!北京は何でもでかいな!』
 「食料を運ぶ兵士は嫌だったろうなー」
 馬鹿なことばかり。
 
 しかしふと回りを見ると土産屋ばかり。
 土産屋がコレ買わないかとうるさい。
 場が一気にしらける。
 
 一休みしている時、当たり前だが
 戻らなければならいことに気づく。
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 一体何があったの?    | 
      
        |  長すぎー!
 | 最初の入口に戻ると、藤田、ヒロポンは
        疲れたため、近くにあったスターバックスへ。 オレはせっかく来たので、女坂の方へ。
 こっちは男坂に比べて、若干坂がゆるやか。
 でも 距離がながーい!
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        | やっと中盤まで到着したが
      最後まで行くのは観念した。 体も疲れきっているし、北京北駅までの電車の最終便に間に合わない。
 戻ることも、先に進むこともできない。
 ロープウェーで下まで。
 |  先はま-だ♪まーだ♪ | 
      
    |  「アラビアまで10万元」
 「たーかーい♪たーかーい♪」
            
            1元(約15円)
 |  いつもマオと共に | 
      
        |   
 周りは土産屋だらけのなかにマオ記念館 
 | ロープウェーで下まで降りたが 降りた場所がどこかわからない。
 
 もしかして・・・
 
 違うところに降りたのではないかと
 焦せりながら坂を下っていたら
 見覚えがある場所に。
 
 ふうー(笑)
 
 安心して歩いていたら
 毛沢東の字が目に入った。
 気になって中に入ってみると、その部屋は
      マオだらけだった。
 電車の最終便まで時間はなかったが
 時が経つのを忘れたかのように
 マオを見まくり、シャッターを押した。
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        |  毛沢東の写真が列挙している
 
 |  右も左もマオだらけ
 
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        |  さらば!万里 | 間一髪最終便の電車に間に合った。戻る途中、デジカメを落としてしまった。
 「あー! 」
 と 叫びたかったが叫ばず走った。走った。
 疲れて電車のなかでは眠ろうと横になる。
 すぐに、目を覚ます。
 車内がざわついている。
 車内は客でいっぱいだった。
 「あー朝はスカスカだったのに!」
 
 でも夕日で彩られた万里が綺麗だった
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        |  | 3人とも「疲れた、疲れた」と連発していたが 
        食はしっかり進む。
 やはり本場はうまい。且つ安い。
 
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