タイのとうろう流し ロイ・クラトン
タイでもっとも美しいと言われるお祭り、ロイ・クラトン(日本式に言えば灯篭流し)は毎年11月(陰暦12月)の満月の夜に行なわれます。 バナナの葉で蓮の花や船の形をした灯篭(クラトン)を作り、雨期明けで満々と水を湛えた全国の川や池、運河などに流し、水の精霊(ピー)に感謝の意を表わすと共に、自らの罪や災いを流し、魂を清めます。 |
|
世界遺産に登録されたスコータイ遺跡では、朝から深夜までたくさんの人であふれます。夜になると遺跡には松明が焚かれ、周囲の池には大量の灯篭が星のようにまたたきます。見どころは、スコータイでもっとも重要な王室寺院ワット・マハタートで上演される歴史劇。クライマックスには大量の花火と小さな熱気球が夜空を染め、迫力も満点です。 |