配慮のなさ

週末リサーチの授業でゴールデンウィーク中自分がやった宿題を印刷して、みんなと同じように宿題をみんなに提出してみんなの提出した宿題を見たら、一際厚い提出物が目に入った。えっ?何これ?と思った。30ページぐらいある。でもこれはヒロポン(廣田)のかなと思った。ヒロポンは常にというわけではないが何日も駆けてやり、厚い提出物を出すことがある。今回もそうなのかと思った。
しかしそれは違った。厚い提出物は卒業生タッチのだった。俺はうーんこれはタッチだのっだかと感心していた。でも、まてよ!仕事帰りのタッチは昨日の夜中宿題何もしてねーよって言ってたジャン。それなのにこれだけのことをやったのかとまた感心した。
だがタッチの凄さはただ単に提出物が部厚いということではなかった。提出物の中身である。 タッチの提出物はどのページにも工夫が凝らされている。それに何よりも見る人に対しての配慮がある。30ページもあるのに見る人が飽きないようなネタを選んだり、見る人が不愉快にならないようにしっかりネタを選別している。更に文章のフォントをところどころ色、サイズ、指定を変えて見やすくしたり、だらだらにならいないようになるべく文章を短くしたりしていた。俺はいいもの見せてもらいましたと思った。そして俺の宿題は見る人に対しての配慮が欠けていると素直に思った。読んでいると文章のフォントが単調過ぎて、疲れてくる。今回のリサーチの授業の参加人数は9人。自分の提出物を抜かすと8人。8人分の提出物を見たり、聞いたりするのは結構疲れる。少しは見る人に対しての配慮は必要なのだ。
確かにタッチは上田学園を卒業してリサーチ会社で2年働いて、今は大手の映像プロダクション会社で働いている。本人からすればこのくらいの事できて当たり前だよと思っているかもしれない。それでも今回はだタッチの宿題と言うか仕事?に俺はただ敬服するしかできなかった。

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