この日は、朝9時半からルーブル美術館に行く予定でしたが、
この先の移動に関して全部把握しているたっちが、日本で予約した乗車チケットの
受け取りか、確認か、なんか忘れてしまったけど、それで行かないといけない、と言ったので、
それに合わせて、みんなでたっちに付いていってから、そのあとで行動しました。
だから、やっと観光に動きだせたのは、11時前くらいからでした。
なので、ルーブルは大きい美術館なので行くのを辞めて、もっと小さい美術館、
オルセー美術館に行きました。→
オルセー美術館はルーブル、ポンピドゥーと合わせて、パリ三大美術館と呼ばれていて、
展示物は、中世から後の、ルネサンスの後あたりから、印象派、ゴッホあたりまでの美術作品が展示されて
います。美術館の建物は、昔使われていた大きな駅の中を改装して、建てられたという、ちょっと変わった
建物でした。
着いたらもう、11時半で、そっからとりあえず1時10分まで見ようといって、解散しました。
ぼくは、、印象派絵画に割りと興味があったので、そこら辺の絵を見るのは、けっこうおもしろかったです。
でも、小っさいってゆっても普通の日本の美術館なんかよりは遥かにでかくて、
歩き回ったらかなり疲れました。
ひろぽんが、印象派絵画とかの女性の裸の絵をみて、犯罪だとか、わいせつ罪とかってゆってたので、
お前は小学生なんかーって、思いました。
上田先生はそんなひろぽんの台詞を、「男のくせに、そんな事言うのは、生物として変態なのよ。」
ってゆって、バッサリ切り捨てました。
とりあえずの1時10分集合だったけど、集まってみるとみんな疲れていたので、美術館を出て、
カルチェラタン、サンジェルマン通りの、岡本太郎も通っていた、ソルボンヌ大学の学食で昼飯を食べよう!
という計画のもと、ぼくらは移動しました。しかし、着いてみると、校舎には学生しか入れないと、
警備員に言われたので、しかたなく、別のレストランを探すことにしました。
安いレストランに入りたいという、みんなのリクエストに叶う店は、なかなかなくて、うろうろした後、
道端の人に教えてもらった店にやっと入りました。
ここでは、
皆が注文してる間に、ぼくとたっちがみんなの分の席取りして待ってると、
いつまで経ってもみんなが来ないので、見に行ってみると、もう勝手に別の席に座って
食べていた、という事件がありました。
昼食後、気を取り直して、店がたくさん集まってることで有名なサンジェルマン通りを歩きぬけて、
セーヌ川に浮かぶシテ島で、ぼくにとってはもう一度の、アカバンとひろぽんにとっては初めてのノートルダム寺院
に行きました。まだ外は明るかったので、ステンドガラスが見れて、きれいだったです。
そのあと、僕と知花はノートルダムの宝物殿を見学してましたが、
みんなはカフェで休憩して、トイレに行きました。
ヨーロッパでは、公衆トイレというものがあまりなく、しかも有料なので、
カフェはトイレに行くために行く、ということが多かったです。
(何かを注文しないといけないけど)
ヨーロッパでカフェは、いろいろたくさんあったけど、
場所によっては、アクセサリー売りが店の中に入ってきてどうどうとセールスしてきたり、
日本とはちょっと違うのに、驚くこともありました。
その後は、シテ島の隣のサンルイ島という、そこもまたいろんなおもしろい店が集まってるところで、
それぞれ買い物したりして、ぼくと知花とひろぽんとあかばんとしっしーは野外彫刻美術館という
公園で散歩しました。
晩御飯後、僕と知花とあかばんとひろぽんは夜のエッフェル塔に登りました。
軽く雨が降っていて、光る街がきれいでした。