黒猫頑迷亭　くろねこ◇がんめい◇てい　KURO-NEKO-GAMMEI-TEI

H16.10.2

１１日間のタイの旅から帰ってきました。帰って2日間ほとんど何もせずにグダグダしてたので、大分元気になったかな。

学校の宿題とか終わってないことが色々あって、それを思うとぞっとしますが、「ぞっとする」→「やらない」→「終わらない」→「もっとぞっとする」→「ますますやらない」→「ますます終わらない」→・・・というスパイラルに陥ってしまうので、気楽に構えたほうがいいんだけども、なかなか難しい。

ところでタイですが、今回は「山の中」→「田舎」→「都会」という旅行でした。こうやって移動してみると「地方とか田舎っていいなあ」とつくづく思ってしまいました。最後にバンコクに入ったとき、そのあんまりに殺伐とした感じに苛々しっぱなしで、道を歩いてるときに声をかけてくるタクシーのドライバーとかに腹が立ってしかたがなかったっすよ。

チェンマイのトレッキングでガイドをしてくれたアナンさんの言葉を思い出しました。彼は山奥の自然に囲まれた、というかほとんど自然と同化した電気さえ通ってない村を案内しつつ、ふとこういったのでした。

「確かにこの村は貧しい。しかし、都市の貧しい人たちに比べたらずっと豊かだ。彼らは食べるためにお金を稼がなければいけないが、ここの人たちは自分で食べ物を取ることが出来る。それに自然が美しい。」

もちろん、なにも問題が無いわけではないんだろう。実際、お金を介さないと手に入らないものは多い。例えば大学に行くとか。ラフ族の村の20歳のイータさんはガイドになりたいが、お金が足らないと言っていた。アナンさんによれば、タイでガイドをやるためには大学4年と実務数ヶ月、あと国家試験の合格が必要なのだという。

現地の言葉のわからない外国人であり、ほんの１晩滞在しただけの私にはほとんど何も分からないのだから、あれこれ考えるべきではないのかもしれない。

なんか文章がまとまってませんが、また追々書きますので。